着物を洗う手順やタイミングは?

着物 洗う

着物って洗えるの?と思うでしょうが、普段着なら自宅で洗える着物もあるのです。今回は着物を自宅で洗う方法についてまとめました。

洗濯機で着物を洗う

汗をかく時期の着物、木綿の浴衣は着るたびに洗います。洗いたての浴衣はサラッとして、気持ちが良いものです。

麻の着物も同様です。洗面器に水を張って、お洒落着洗い洗剤を薄めに入れ、たたんだ着物を浸けて軽く押し洗い。2度水を換えてすすぎ、洗濯機で40秒(それ以上はNG!)脱水。

取り出したら手のひらでパンパンとたたきます。
竹竿のような棒に広げて、手アイロンをかけておしまい。

生乾きのときにアイロンをかけても良いのですが、浴衣やシボのある麻などは洗いたての風合いも良いものです。

洗濯といえば、古い着物を洗うと、ナフタリンのような濃い臭いが強く出てくることがあります。長くタンスにしまわれていた着物に多いのでご注意ください。

ニオイは、風にあて、何度も「着て洗って」を繰り返すうちに徐々に薄れてきます。

着物を洗う 手順

単衣の綿、麻の着物は自分で洗えます。

1.お洒落着洗剤を薄めに入れて、たたんだ着物を3分ほど浸ける
2.軽く押し洗いして、水を2度換えてすすぐ
3.ネットに入れて洗濯機で40秒脱水
※40秒以上はダメ!
4.取り出したら手のひらでパンパンたたく
5.長いさおにほします

これで次も気持ちよく着れます。
着物によっては、縮む場合もあります。1cmくらいなら、私は気にせず洗ってしまいます。

着物を洗うタイミング

洋服は衣替えごとにクリーニングし、次のシーズンまでしまっておくのですが、着物(袷 あわせ)はちょっと違います。

洗うと風合いが変わったり、縮み、裏地と表地のズレ、色移りなどもあるので、注意が必要です。洗ったことによる、思わぬアクシデントは避けたい所です。ですから袷は自分では洗いません。

自分で洗っている単衣の場合、洗濯のタイミングは着用頻度と比例します。着る回数、汗をかいた回数などで、毎日洗うか、月に1度か、シーズンが終わるときかを判断します。

毎日の普段着よりも、タンスにしまっていて、ときどき日の目を見るという着物のほうが要注意。シミ、カビ、虫食い、ニオイ、焼けなど取り出した時にビックリすることもあります。

防虫剤のニオイも消えませんから着るときは前もってタンスから取り出し、チェックしてください。

洗い張りとは?

古くて傷んだり、陽に焼けて変色してしまった着物は「洗い張り」をすると、よみがえります。

着物は直線でできているので、ほどけばすべて平らな布になります。洗って糊付け、1枚ずつ板に張ったり、伸子針という道具を使って布をピンと張り、乾燥させます。そのとき、色を染め直すこともできます。

洗い張りをして仕立て直せば、新品同様。まさにリメイクの技です。

昔は、多くの家で洗い張りをしていました。今もネット上には、自宅で頑張って洗い張りをしている方もおられます。伸子針も購入できるそうです。

子供の頃、自宅に張り板があったことを覚えているという人も。滑り台かわりにして遊び、母親や祖母に叱られたなどという話も聞きました。

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